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東海道・山陽新幹線 N700系新幹線電車について
N700系の概要N700系は、700系の後継となる東海道・山陽新幹線の最速車両で、快適性の向上と環境負荷の低減を図っています。「N700」という形式名は700系の進化系、発展系である、「ニュー700系」、「ネクスト700系」が由来となっています。 エアロ・ダブルウイング形の先頭形状、14M2Tの編成構成、4両1ユニット(両端ユニットの先頭車のみT車)のユニット構成、車体構造、腰掛の配置、内装デザインなど大半は量産先行車・量産車とも共通です。 近年の社会情勢を考慮して、車内設備を一部変更し、さらに、受動喫煙防止のため全車禁煙車としたことで、喫煙室を3・7・10・15号車に設けています。 このため自動販売機や電話の設置号車が変更されています。 客室では、腰掛周囲にパソコン用電源を増設、グリーン車は全席(200席)のひじ掛に、普通車は客室の最前部席・最後部席と窓側に面した席(合計で553個)に設置されています。 荷棚は、最近の主流であるキャリーバックにあわせて、奥行きが45cmとなり、700系に比べて約4cm広げています。 なお、天井までの高さはこれまでと同じです。 N700系のトイレは洋式(暖房付き)2台と男性用小便所1台がセットなって奇数号車(1,3,5,7,9,11,13,15号車)の東京寄りに設けられています。 トイレのインテリアも変更されています。 11号車にある多目的室とトイレは電動車いす対応の大形とし、トイレにはオストメイト対応設備も設けられています。 N700系は、2007(平成19)年7月1日のダイヤ改正から「のぞみ1号」などに投入され、東京〜新大阪間を最短2時間25分で運行しています。 さらに、この改正から品川始発の「のぞみ99号」も新設され、品川〜新大阪間を、従来より4分短縮した2時間19分で運行しています。 JR東海の計画によれば、N700系は平成19(2007)年度から平成23(2011)年度まで各16編成を新製増備、最終的には合計で80編成を揃えます。 JR西日本でも平成19(2007)年度から平成22(2010)年度までに16編成を新製します。 N700系の外観外観塗色は、東海道新幹線0系新幹線電車からの伝統である、「白地に青帯」を受け継ぎ、N700系のコンセプトである「最速の車両」を演出しています。出入り口にある行先表示器は、さまざまな表示ができる「フルカラーLED」です。 これまでの列車愛称名や行先駅だけではなく、途中停車駅や列車番号、座席指定区分(指定/自由)なども表示できます。 N700系最大の特徴N700系の最大の特徴は、日本の新幹線車両として初となる「車体傾斜システム」を導入したことです。車体傾斜システムの採用によって、カーブを走る時には車体を1度、カーブの内側に傾斜させることでカーブ外側への遠心力を低くします。 これによって、乗り心地を保ちながらカーブを走るスピードをあげることができるようになりました。 東京〜新大阪間の東海道新幹線区間では現在、半径2500mのカーブをN700系以外の車両は250km/hで走っていますがN700系では270km/hで走ることができます。 車体傾斜の方式は、「空気バネ上昇式」と呼ばれる空気バネに空気を送り込むことで車体を傾斜させる方式です。 さらに、加速するスピードも700系と比べて大きく上がり、最高速度に到達するまでの時間も大きく短縮されています。 270km/hに到達する時間は700系の5分に対し、N700系は約3分に縮まっています。 なお、最高速度は、東京〜新大阪間の東海道区間で270km/h、新大阪〜博多間の山陽区間で300km/hとなっています。 以上の効果によって、東京〜新大阪間で最大5分の時間短縮ができるとともに、東京〜博多間でも最速の車両となりました。 N700系の室内についてグリーン車
普通車
喫煙ルーム
モバイル環境の充実パソコン以外にも携帯電話の充電などにも使えるAC100Vのモバイル用コンセントを、グリーン車は全200席に、普通車は窓側・最前部・最後部の各席(合計553個)に設けています。これだけのモパイル用コンセントを車両に設けたのは日本ではN700系が初めてです。グリーン席のコンセントはひじ掛けに、普通席のコンセントは、窓側席では足元、最前部席・最後部席では壁面のテーブルの脇に取り付けられています。 腰掛背面のテーブルがA4ノートパソコンも置けるサイズに拡大されています。 さらに、平成21(2009)年3月14日のダイヤ改正から東海道新幹線区間(東京〜新大阪)において車内インターネット接続サービスが行なわれています。 「車内インターネット接続サービス」とは、東海道新幹線N700系車内で利用できる無線LANサービスのことです。 ノートパソコン、スマートフォン、ゲーム機などの無線LANに対応している機器を使ってホームページを見たり、メールの送信・受信などができます。 通信速度は新幹線1編成あたり最大約2Mbps(理論値)で動画を見ることはできません。 「車内インターネット接続サービス」は、2009年12月現在、東海道新幹線区間(東京〜新大阪)のN700系車内と東海道新幹線の各駅(17駅)のコンコースと待合室(いずれもステッカーで表示されています)で利用できます。 山陽新幹線区間(新大阪〜博多)は対応していません。 「車内インターネット接続サービス」利用には、あらかじめ、「新幹線車内で無線LANサービスを提供する事業者」との契約と「IEEE802.11b/gに準拠した機器(ノートパソコン、スマートフォン、ゲーム機など)」が必要となります。 くわしくは、JR東海の「N700系でインターネット接続サービス開始!(無線LAN)」をご覧ください。 バリアフリー設備の充実
そのほか客室の荷棚は、奥行きが45cmとなり、キャリーバックなども載せられます。なお、天井までの高さはこれまでと同じです。 これ以外にも、おむつ交換台付き洋式便所など、付帯設備を充実させるとともに、ユニバーサルデザインに配慮、車内標記はピクトグラムとなっています。 車内に流れるテロップは文字を大きくし、カラー化するとともに、次の停車駅での扉の開く方向を表示するなど、情報案内も充実しています。 セキュリティ面では、各デッキと運転台に車内防犯用カメラが計60ヶ所設けられています。 N700系おもなデータ (諸元)
N700系に乗るには運賃・特急料金早見表時刻表2009年3月14日改正版東海道・山陽新幹線 時刻表座席表編成表 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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